この時期がやって来ました。ハスの植え替え。沼や池ではないので当山では毎年３月末、ハスの植え替えを行っています。これが重労働なんです（笑）それにしても雪の降る前日に終えて良かった！！

ご存知のとおり、ハスは沼や池、鉢のドロドロした土の中で育ちます。「泥中の蓮」とも言われています。

しかしハスのその土の色に染まらず、「赤」「ピンク」「白」「黄色」等々、綺麗な色をつけ、鑑賞する私たちのココロを癒してくれます。

日蓮聖人は建長5年（1253年）4月28日、清澄山頂で太平洋から昇ってくる太陽に向かって初めて「南無妙法蓮華経」と唱えました。

そのとき、日蓮聖人は自らの名前を「蓮長」から「日蓮」に改めました。

太陽に人々を明るく照らし、ハスのようにこの世の悪に染まらないようにと思いからです。

 

まさに今、全世界が「コロナ」という悪が蔓延しています。各々の感染防止の行動と共に、法華経・日蓮聖人の精神を心に刻み、日々を過ごして参りましょう！！