境内案内

長善寺ってどんなお寺?

本堂の屋根に二頭の龍が
「宝珠」を中心に向き合っています。

1頭の全長約5m、頭部の高さ約80cm、宝珠の高さ約1m、1年がかりで制作されました。
「水の神」として防火の役割を担う龍には「写経」が、宝珠には「ご本尊」がそれぞれステンレス製の筒に入れて収められています。

日蓮宗の経典「法華経」で「八歳の龍女が法華経によって成仏することができた」という教えがもとになっています。
法華経の教えを学び、悟りを得ていた龍女を「お釈迦さまは長い年月をかけ、悟りを得られたのに、小さな龍の女の子がすぐに悟れるわけがない」と舎利弗は疑問視しました。
龍女は仏さまの教えの象徴である「宝珠」をお釈迦さまに渡し、自らを男性、そして菩薩の姿に変え、色々な世界で教えを説き広める姿を見せました。舎利弗はその事実を受け止め、お釈迦さまは「法華経の教えを学んでいけば、悟りに導かれるものだ」と示されましたということです。

悟りとは、長く苦しい修行で得られるものではなく、ふだんの生活の中から気がつくことが大切です。
皆さまの「心」に「仏心」が芽生えますように、仏さまの教えである「宝珠」「龍」をご覧ください。

境内案内

へ~、お寺って
おもしろいところなんだね!

伎芸天

芸能文化発展の神さま「お江戸の伎芸天」
全世界の安堵を願うことは永遠に

阿波おどり石像

山門

お寺の山門は朱色に塗られており、別名赤門寺ともよばれます。

神霊鐘

この釣鐘は高温で熱せられないと妙音が響かない世界で初めての不思議な鐘です。

日蓮聖人とライオン

あっ!ライオン!日蓮聖人のシンボルなんです。

蓮の彫刻とお地蔵さん

いちまいの大石から掘り出された蓮の彫刻が見事です。

蔵の鏝絵

本堂の裏手にある蔵の鏝絵(こてえ)。蓮と鳳凰が描かれています。

三十番神堂

日替わりの神様!日本の著名な天神地祇三十神が1ヶ月30日間、毎日順番交替して国家、国民をおまもりくださるという信仰です。

本堂

寄席などの催しを本堂で行っています。

2頭の龍

本堂の屋根に2頭の龍が「宝珠」を中心に向き合っています。平成27年屋根の改修に伴い制作されました。(制作:鬼師・梶川亮治氏)

壁画

高さ1.2m、横1.7m×22枚、全長約36mの万年塀(まんねんべい)に長善寺境内に咲く花々、また縁起のより鶴と亀も描かれました。
道伝いに絵を楽しんで歩いて行くと、その絵の延長線上に長善寺の赤門があり、そこから自然に導かれるように境内へと足を運んでいただけます。壁に描かれている花を境内で探すのもよし、お寺で一息ついてのんびりと深呼吸するのもよし。日頃の疲れ、悩みを癒してみてはどうですか?
ぜひ皆さんの持っている五感でこの絵を感じ、季節を楽しんでください。

御首題(御朱印)について

日蓮宗では御朱印のことを「御首題(ごしゅだい)」と言います。
御首題は「参詣したことの証」であり、記念スタンプ的なものではありません。その点をしっかりと理解し、お参り・ご修行ください。
なお書き手の僧侶が不在の時には、ご首題をお書きすることができない場合がありますので、ご了承ください。

長善寺では、南無妙法蓮華経のお題目を私たち人間の「命」である、と捉えています。従いまして通常のご首題は「蓮」や「龍」を台座(うてな)にして、お題目を墨書きしております。また季節に応じた「マンスリーご首題」も授与しています。

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