先日、近隣にある高円寺学園小学2年生の皆さんが、地域学習の一環として当山を訪れてくださいました。
本堂にご案内すると、子どもたちからは
「でけー!」「広い!!」「すげー!」
と、元気いっぱいの素直な感想が飛び出し、場が一気に明るい雰囲気に包まれました。
その後、当山の縁起について、そして日本の伝統芸能の神さまとして祀られている「お江戸の伎芸天」について紹介しました。子どもたちは興味津々の様子で耳を傾け、続く質問タイムでは、
「部屋はいくつありますか?」
「ここに住んでいるのですか?」
といった可愛らしい質問が相次ぎ、終始笑顔の絶えないひとときとなりました。
また、本堂の大太鼓や金まるを実際に叩いてもらうと、その迫力に驚きつつも楽しそうな表情を見せてくれました。普段の学校生活ではなかなか体験できない経験に、子どもたちの目は輝いていました。
地域と子どもたちがふれあうことで、まちの文化や歴史を肌で感じてもらうことはとても大切なことです。今回の訪問が、子どもたちの心に楽しい思い出として残ると同時に、地域を知り、大切に思うきっかけになってくれればと願っています。